第7回全日本学生フォーミュラ大会終了!!

今大会では以下の成績を残すことができました。 

<大会動画はこちら>

 

<総合成績>
   24位/63チーム 

<受賞>
   日本自動車工業会 会長賞
    (全競技完遂・完走したチームに贈られる賞)

<静的審査>
   コスト審査 ・・・・・・・・・・・・10位 
   デザイン審査  ・・・・・・・・・32位 
   プレゼンテーション審査・・・45位 

<動的審査>
   アクセラレーション ・・・・・・31位 
   スキッドパッド ・・・・・・・・・・・8位 
   オートクロス ・・・・・・・・・・・39位 
   エンデュランス&燃費 ・・・・21位 

 

 

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<それではメンバー1人1人の感想と次期プロジェクトへの抱負をご覧下さい。>

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大会感想

学生フォーミュラに参加して2回目の大会にして最後の大会となりました.1回目の参加となった第5回大会は右も左もわからず大会の雰囲気に圧倒され,事前準備不足により車検通過が長引いたこと,事前のセッティング不足で車両性能が100%発揮できなかったことなど,悔しさが残る結果に終わってしまいました.

第5回大会が終わり新体制を決定する際,自分がリーダーで本当に大丈夫か?本当にこの進め方でいいのか?と毎日が自分自身との戦いでした.他のチームが使っていないエンジンに新しく載せ替えること,2年間でひとつのプロジェクトを動かすこと,普通のチームではあまり選択しないような道を進んできました.途中投げ出したくなるようなことも幾度かありましたが,メンバーはじめ諸先輩方に支えられ,2年間通じてリーダーとしてプロジェクトに携われました.

その集大成となる第7回大会では,チームとして過去一度も達成することの出来なかった「全競技完走」を達成し,スキッドパッド,コスト審査などでは好成績を獲得することが出来ました.このような成績を残すことが出来たのも,FCITを支えてくださったスポンサー企業様,個人スポンサー様,チームメンバー,諸先輩方,また私たちの活動を応援してくれた多くの方々のおかげです.この場をお借りして厚く御礼申し上げます.

しかし,私たちのチームの車両開発が他校と渡り合えるという実感を得ることが出来た反面,まだまだ未熟な部分が多く改善の必要があることを改めて認識させられる大会であったと言えます.今までの経験を活かし,次の世代にはよりよい車両開発を行ってほしいと願うと共に,残りの学生生活の中で出来る限りのバックアップが出来ればと思います.
小山 和紀

大会感想

第5回大会にCIT-02で参加してから2回目の大会参加となりました.CIT-02では準備不足やマシントラブルで非常に悔しい思いをしました.今回は実際の車両製作等にはあまり参加せず、アドバイザーとコスト担当としての参加でしたが、1日目での車検通過や、動的競技を全て走り終わったときには、本当にうれしかったことを覚えています.

CIT-03ではマシン性能を完全には引き出せていませんでしたが、非常に高いポテンシャルを持ったマシンだと感じました.次のCIT-04はこのポテンシャルを十分に活かしきれるマシンに仕上げてもらい、大会会場でその走りを見せてもらえることを願っています.
奥川 和幸

大会感想

大会と通して感じたことは、やっぱりもの造りは面白いということです.自分達で設計・製作した車両が完走したときには充実した気持ちになりました。この充実感が最高だから設計・製作の途中で発生する問題にもめげることなくやり遂げることができたと思います。

できることなら、来年、再来年と全日本学生フォーミュラ大会に参加したい、これが正直な感想です。

04の抱負

CIT-03では、自作サイレンサーに挑む騒音がクリアできず最終的には市販品に頼るという排気系では不完全燃焼となってしまいました。CIT-04では、サイレンサーの構造/容量を理論から検討し直し自作サイレンサーを完成させたい。また、排気管では後方排気というエンジンの特性を生かすためシンプルな排気管を設計したい。

 

下野 秀之

大会感想

CIT-03ではフレーム班としてフレーム製作,ECUのセッティング,電装の手伝いもやらせてもらいました.大会中はECU絡みで動的エリアに入る機会もあり貴重な経験を多くさせてもらいました.力不足なところもありましたが全競技完走という結果を残せてよかったです.

04の抱負

04では足りなかった部分を補って03以上の結果を残せるようにがんばりたいと思います.

大島 俊

大会感想

痺れる喜びや,やりきれない悔しい瞬間と,あの4日間に感じたことは計り知れません.

04の抱負

設計者として胸を張って08年大会へ応援に行けるように,自分の仕事をきっちりこなしたいです.

鈴木 祥太郎

大会感想

今回,大会では,足回り担当として,設計,製作に取り組みました.旋回性能を向上させ,スキッドパッド優勝を目指し車両を製作し,優勝を逃してしまったものの8位という高順位に着くことが出来,足回り担当として,とても満足しています.

ただ,CIT-03ではセッティングが十分に行えなかったので,もっとさまざまなセッティングを行い,万全の状態で車両を走らせたかったと思います.

大会では,デザイン審査にも携わりました.デザインレポートやパネル作成では,自パートだけでなく,他パートの設計技術についても,知ることが出来,とても勉強になりました.大会時の審査前はどんな質問をされるか心配していましたが,手助けもあったことから,無事,デザイン審査を終えることが出来ました.

04の抱負

CIT-04では来年こそは,スキッドパッド優勝を目指し設計に取り組んで生きたいと思います.

最後に,チームの一員に関わり,大会に参加することができ,うれしく思います.

松戸 勇輔

大会感想

今回の大会では荷物の管理の係とトルクチェックを主にやりました。

富士、もてぎの試走会では忘れ物が発生してしまったので大会では絶対に忘れ物をしないようにしようと気合を入れました。そのおかげで大会ではこれといった忘れ物が無く、ほっとしました。

製作ではフレームに携わっていたのでフレームの溶接部が破損したりしないか不安でしたが、走行を終えた03を見る限りフレームは無事でした。

04の抱負

03フレームよりも軽量化したものを目指し、さらに旋回性能を向上させたマシンにしたいです。

吉原 元
大会感想

今回2回目の大会でしたが、とても期待と不安の大きいものでした。前回出場した時は車両のほんの一部分の設計を担当しただけでしたが、CIT-03ではサスペンション担当として自分が設計したシャーシが大会でどこまで通用するのかという期待がありましたが、目標としていたスキッドパッドでは2度参加した試走会でも1度も走行できずセッティング不足で、CIT-03が実際にどの程度のタイムを出せるのか、どのレベルにあるのか、まったく分からないままの大会出場だったため不安も大きかったです。そんななかで得ることができたスキッドパッド8位という結果は非常にうれしいものでした。

しかし、「後もう少し時間があれば、もっと上にいけたのに」という悔しさがのこり、トップチームとまだまだ差があることを感じさせられた大会でもあり、後輩達にはより競争力のあるマシン開発と来年度大会でのさらなる飛躍を目指しCIT-04の開発に挑んでもらいたいです。
沖見 則重

大会感想

第七回大会に参加してみて,試走会とも違った雰囲気を感じました.大会に万全な準備をしていったのですが事前に直す箇所が多々あり,不安だらけで車検を迎えました.

実際車検を受けてみますと,直す点は一箇所しかなく初日で車検を通ることが出来ました.とても驚きました.動的競技では私はドライバーでもあるので,アクセラレーションとオートクロスに参加しました.二つの競技では完走は出来たものの,順位は良いものではありませんでした.

しかし,ちゃんとした場所で03に乗れて競技に参加できて楽しかったです.振り返ってみると,夏休み返上で頑張ったかいがあったのではないかと思います.

04の抱負

04では03を組み立てた経験を生かしつつ,考えて設計をして行きたいです.

 

大平 侑希

大会感想

自分をドライバーとして乗せてくれたみんなに感謝しています。

欲を言えばもっと走りこんで車両特性を発揮したかったけれど、自分にできることはやったと思います。

04の抱負

03よりも安心感があるパーツを設計したい。

新妻 翔

大会感想

第7回大会では初めて出場者側の一人として参加しました。昨年の第6回大会では見学者として既に大会の雰囲気は味わっていたのですが、見学者と出場者の立場では感じることがまるで違うことに驚くとともに、この活動についてのまだ見ぬ一面が垣間見えたのではないかと思っています。03プロジェクトでは特に何をしたと書くことは無いのですが、貴重な経験を積ませてもらっていることは確かであり、その機会をもらえたことに感謝しています。

04の抱負

04プロジェクトはまだまだ始まったばかりでどうなるかはわかりませんが、より実り多きものとなるよう活動していけたらうれしいです。

品川 晃弘

大会感想

大会に赴くのは去年度の大会を含めて二回目ですが、やはり実際に見学をする事と参加する事は大きく違うものを感じ、得る事が出来たと感じております。

それは、大会の見学と比べつらい事も多々ありました。しかし、それ以上に得られたものがあると確信しております。

04の抱負

今大会で得られたものや経験はこれからの04プロジェクトにて大いに役立て、より良いプロジェクトにして行こうと考えます。

大沼 弘治

大会感想

昨年度は他校の競技を見ている立場でしたので、今年度が大会初参加になりました。自分はステアリングを引き継いで担当者になりましたが、恥ずかしながら担当者としての仕事を全うできたか、と問われると肯定できる気がしません。リーダーやチームの皆様には常に苦労を掛けていました。更にドライバーの方々に本来は必要のない負担を掛けてしまい申し訳なく思っています。

04の抱負

04は1年で大会に出場する事となりましたが、自分が行うべきは1年でも2年でもステアリング担当者としての仕事を完遂させる事にあると思います、というより03で起きたような事を繰り返したくありません。

抱負としましては「ステアリング担当者としての仕事を完遂させ、何の異常もなく動かせる事」としたいと思います。当然な気がしますが03時には出来なかったので、せめて04ではドライバーに負担を掛けたくありませんのでこの様にします。

 最後になりましたがこれから1年間宜しくお願いします。

清水 直樹

大会感想

フォーミュラカーの製作,静的審査書類作成など大会までにやったことが多くあり,かなり忙しかったです.ですが,大会が終わって過去を振り返ると普通では出来ない経験ができ,また,思い出が出来たことを実感しました.

04の抱負

CIT-04では問題点の改善,大会で上位などありますが,何より大事なのが自分達で考えて設計・製作して経験を積むこととチームメンバーが協力することです.なので,チームメンバーと協力して良い車両を設計・製作したいと考えています.

 

松本 潤一

大会感想

ほぼすべての時間において、大会学生スタッフのほうに回っていたので技術的な収穫等はあまりなかったが、大会を通して他大学の方々とコミュニケーションがとれてよかったと思う。

04の抱負

04では、CIT−02,03及び他大学のものを参考にしつつ、今までとは違ったブレーキライトを作っていこうと思う

佐々木 脩安

大会感想

幸か不幸か,CIT-01時代の頃からの生き証人となってしまった,登玉です.

今回のプロジェクトには関わっていませんが,機会があって本大会は全日程同行しました.

本チームも念願?のFI化を果たし,大会でも全競技を完走できるところまで来たのを自分の目で見ることが出来て,感懐深いものがありました.

来年度以降のプロジェクトでは主力メンバーとしては参加できませんが,職人的立場で後方から支援できたらと思います.

 

 

登玉 剛士

大会感想

最初で最後となるこの大会ではweb班として記録係の役割で参加させていただきました.

忙しく作業をしてるメンバーがいるなか,自分は手伝うことができずもどかしい面もありました.

がしかしエコパの熱い雰囲気を自身で体感することができ,学生の内でしか味わえない経験をすることができたので,とてもうれしく思いメンバーの皆さんにはこの大会に参加させていただき感謝してます.

山本 誠也